水が腐る
家族と会話しているとき「洗い物の水をよく切ったり拭いてからしまって、水が腐るから 臭いじゃなーい」と言われました。「水が腐る？」どういうことなんだと疑問に思ったので調べてみました。
そもそも腐るとは？「語源由来辞典」によれば最近の作用で変質し、腐敗する。ぼろぼろになる。がっかりする。めいる。博打で負ける。と記されています。さらに読み進めると動植物が腐ると悪臭を発することから「くさあるる（臭荒）」という説があるみたいです。
腐るというとたしかに水が悪臭を放つという点では一致しています。じゃあ水は腐るとかというとそうではないみたいです。
腐るには有機物（炭素を含む化合物）が必要でそれを細菌や微生物が分解することで臭いが出ます。水自体にはH2Oというように水素と水しか含まれていないのです。しかし、水道の水というのはH2O以外にも成分が入っており、これが腐り悪臭を放っているらしいのです（水は腐らないが、そこにくっついてるものが腐る）。
雑巾や温泉に行った時のような臭いが出たら要注意！水が腐ってるのでその水は飲まない、どうしてもその腐った水が入ってた容器を使う場合よく殺菌しましょう！
でもみなさん一言に殺菌しましょう！と言われても案外やり方知らないのではということで一例を載せておきます。
まず準備するものは
- スポンジ
- 中性洗剤
- 洗剤を入れた温湯に20分程漬ける（器にごみや食べ残しがある場合は落としましょう）
- 温湯の中でスポンジで洗う（この時１で使った温湯を入れ替えてからスポンジで洗う）
- 手ですすぐ
以上です
ということで水が腐る（正確には水にくついってるものが腐る）のには気を付けよう！
